日本アーユルヴェーダ学会に参加しました
「日本の!アーユルヴェーダ」を垣間見る
台風で被災された方の一日も早い復旧と
シャンティ(心の中の平和)が戻ることお祈りいたします
日本でアーユルヴェーダ学会が10月に東京・お台場で開かれ、一時帰国にあわせて参加してきました。本来10月12日からの3連休で行われるワンデイセミナーおよび学会の3日間が、台風のため1日に短縮となり、発表内容が大幅に変更されました。
午後の部「自分でできるアーユルヴェーダ」には、残念ながら参加することができなかったのですが、会場のブース各種を眺め、そしておいしいベジ弁当などをいただいて、私にとっては中身の濃い半日となりました。
2019年の学会テーマは「日本の!アーユルヴェーダ」
午前の部「医療のためのアーユルヴェーダ」では、眼科、婦人科、歯科、精神科医…すでに医師として活躍している先生方がアーユルヴェーダを診療・診察にどのように取り入れているかという具体的な発表がありました。
会場での印象としては、参加者の方はアーユルヴェーダスクールの生徒さんや卒業生が中心のようでした。でも、私のように独りで来ている方も少なからずおられたようです。
たまたまお隣になった女性が、北海道から参加している看護師さんでした。
ご一緒にお弁当を食べながら、現代医療とアーユルヴェーダ等を取り入れた統合医療が、これからの高齢化社会の医療や、がんケアなどにもっと有効活用されたら良いのに…など医療の未来について2人で盛り上がりました。
お昼のベジ弁当の美味しいこと!
キッチンスタジオペイズリーの香取薫さんが監修なさった「オーガニック・キッチン」提供の有機栽培の野菜がたっぷり入ったアーユル弁当♡
スパイスを効かせながらも、優しいお味で6味すべてバランスよく入ったアーユルヴェーダお弁当を堪能しました。食前の生姜(レモン汁と岩塩がかかっており消化の力を助けます)そして食後のフェンネルまで。アグニ(消化の火)をしっかりサポートする気配りが至れり尽くせりのお弁当です。
カフェでは、本場の味スパイスたっぷりのチャイやスナックも販売してましたよ。
会場1階にはオイルや食品類の販売をはじめ、スリランカからいらしたアーユルヴェーダ医師の健康相談やアーユルヴェーダ理論の基礎に関する展示も充実。
たとえば、ディーナチャリアという日々の養生法 (MarikoYoga的10の習慣とも重なりますね♪)をわかりやすく説明した展示ブースやなんと、3種類のお白湯が味見「きき湯?」できるお白湯Barまでありました。
病気になっても【幸せな生き方】を
医療から家庭の健康法、セルフケアまでと、守備範囲の幅ひろ〜い古代インドのアーユルヴェーダを、現代日本にうまくいかしている医師・セラピスト・アドバイザーの皆さんが、口々におっしゃることに激しく同感。
病気にならないようにすることが治療よりも大事
健康に生きるための体系だった知恵がアーユルヴェーダ
未病・予防医学として、毎日の生活のなかで役立つ
病気を見るのではなく、そのひととなり人間全体を観ること
やはり、セラピーとしてのヨガ、そしてアーユルヴェーダを学んできてよかった。
生きる知恵であるアーユルヴェーダが、わたしの目指す
普段の養生が大事
そして
病気になっても【幸せな生き方】
と深い関係があることを再認識しました。
今年は、短縮版でしたが、2020年10月は大阪で開催とのこと。日本でも地道に活動なさっている方々がたくさんいることに勇気づけられ、また参加したいな〜と思った次第です。
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