【更年期世代の方へ】年末年始のパーティーシーズンを乗り切る!胃腸の不調に効く対処法
こんにちは、3回のがん体験をアーユルヴェーダで乗り越えたヘルスコーチ、まりこラベンダージョーンズです。
更年期世代の女性が仕事も趣味も旅も愉しみながら、ご自身の体質にあう季節のセルフケア改善を、イギリスからご指導しています。
今日は、年末年始の忘年会やパーティシーズンに食べ過ぎ飲み過ぎで胃腸の調子を崩してしまったり、体重が増えてしまうという方に、その原因と対処法をお伝えしたいと思います。
contents
『消化力』と胃腸の不調の関係性
重要なのは、ご自分の『消化力』に合った食べ方をしているかどうか、ということです。具体的には、食事内容・量・それに時間帯の面から考えるとよいでしょう。
普段の食事でも、揚げ物やお肉をたっぷり食べたりすると、胃が重く感じたりしてしんどい時がありますよね。
ご自分の消化力に合わない食事をしたせいで、胃腸の不調を引き起こしているからです。
特に見落とされがちなのですが、時間帯も大事です。
消化力がきちんと働く時間に食べることで、多少食べ過ぎてもスムーズに消化され不調を感じることなく食事を終えられることもあります。
まず、ご自分の消化力のリズムを把握しましょう。
体内時計に合わせた『消化力』の高い時間帯とは
消化力が最も強くなる時間帯は、太陽が最も高い位置にあるとき、つまり正午前後です。
その後は夜に向かって消化力が徐々に低くなっていきます。
一日の中で、消化力の低い時間帯にドカンと食べないことが大事です。
具体的には、ベッドに入る3時間前までに食事を終えている方が良いでしょう。
夕食後に胃腸は食べたものを消化するのにエネルギーを使っています。消化が終わるにつれて、体は寝る支度をしていきますので、忘年会やパーティで、夜遅くまで食べたりすると、消化しきれないまま体が眠りにつくことになり、睡眠の質も悪くなります。
そうすると、寝ているはずなのに、なんだか疲れが取れないなとか、いつも睡眠不足みたいな状態になってしまいがちです。
自分の『消化力』に合わせた量と内容の食事
忘年会やパーティでの会食では、食事を味わうことより会話をすることに集中して忙しくなります。
無意識に食事を口に入れながら、楽しい雰囲気も相まって食事もお酒もついつい食べ過ぎ飲み過ぎてしまいがち。
会話に夢中で胃が満腹になっているのかを自覚できず、結局自分の消化力を超えた量や内容の食事をしてしまいます。
パーティーシーズンに胃腸の不調を防ぐ対処法
では、年末年始のパーティーシーズンに、ご自分の消化力に合った食事をしながら胃腸の不調を防ぎ、楽しく乗り切るオススメの対処法をご紹介します。
会食を楽しみながらも翌日の自分が苦しまないように、下の3つを意識してみてはいかがでしょうか。
(1)飲み物・食べ物の量を見える化する
取り分け用のお皿があれば、食べたいものを1度で取り、何度もおかわりをしない。
お酒に飲まれると体にも悪いし翌日もツラいので、「空きっ腹で飲まない」「飲むなら2杯まで」など、マイルールを事前に決めて参加する。
(2)体内時計にあわせて消化力を助ける
夜遅い開始の場合(イギリスでは20時などが一般的)、消化に悪い重い食事を避けるために、家を出る前に軽食を済ませる。
(3)ゆっくりかんで味わう
話しながらだと難しいですが、なるべくゆっくりかんで味わうことを意識する。
「いただきます」の精神でいただく。
この3つのルール以外でも、ご自分のライフスタイルや参加するパーティの形式に合わせて、小さなマイルールみたいなものを決めておくのも良いと思います。
一番のオススメは『早軽夕ごはん』と『断続的断食』
(1)予定のない日は『早軽夕ごはん』
私が更年期世代の仕事と家庭に忙しい女性に対して、ご自分をいたわるセルフケアとしておすすめしているのが『早軽夕ごはん』です。
早軽夕ごはんとは、その名の通り夕ごはんを「早めに」または「軽めに」取ることを意味します。
まるごとセルフケア7つ道具とは? 【No.2 早軽(はやかる)夕ごはん】3つのメリットをご紹介
これを忘年会やパーティの合間の予定のない日に取り入れて、胃腸の負担を減らし、睡眠の質を上げて、翌朝スッキリと起きられるようにしましょう。
(2)食べ過ぎ飲み過ぎた時は『断続的断食』
「間欠的断食」や「16時間断食」と呼ばれることもあるこの『断続的断食』は、何日も食べない苦行のような断食ではなく、一日の中で食べない時間を確保しようというものです。
こちらの記事では、40代・50代の女性が取り入れやすい方法でご紹介しています。16時間にこだわらなくてもOKですよ。
更年期世代の女性でも取り入れやすい!あなたに合った断続的断食のやり方をご紹介します
年末年始のパーティの合間の週末や休日など、リラックスできる時に、一定の食べない時間を確保し、胃腸を休める時間を持ちましょう。
まとめ:無理のない対処法で毎日ご機嫌に!
『早軽夕ごはん』や『断続的断食』など、仕事や家庭のことで忙しい更年期世代の女性だからこそ、自分の生活リズムや体質に合わせてムリなく取り入れることが何より大切です。
そして、大切な方との会食やパーティで、おいしい食事をいただき、心満たされる時間を過ごすのも必要な心の栄養分ですよね。
不調知らずで毎日ご機嫌で過ごし、年末年始を元気に乗り切りましょうね!
年末年始のパーティシーズンを乗り切る!胃腸の不調に効く対処法(Youtube動画)
更年期世代のさまざまな不調にお悩みの方へ。
《まるごとセルフケア・メール講座》無料プレゼント中
胃腸やその他さまざまな体の不調、「もう歳だから仕方ない…」と諦めていませんか?
自分にあったシンプルな習慣を知り、時間の使い方を変えるだけで毎日をエネルギーいっぱい楽しく過ごせるようになりますよ。
誰でもどこでもお金をかけずにできる「まるごとセルフケア」のはじめの一歩を、分かりやすくメール講座でお届けします。
ぜひこの機会にお受け取りください。