【仕事に子育てに忙しい40代・50代の女性へ】アーユルヴェーダ的時間管理術とは?時間より大切なものは〇〇?!

「毎日、やることが山積みで終わらない」

「仕事に家事、育児に加えて自分の時間が取れない」

そんな風に悩んでいる40代・50代の女性は少なくないと思います。

特に更年期の不調に悩まされる中で、日々の忙しさを乗り切るのは本当に大変です。

そんな中、少しでも心と体に余裕を持ちたいと思っているあなたに試してほしいのが、「アーユルヴェーダ的時間管理術」です。

一般的に言われていることとは一味違うアーユルヴェーダの時間管理術。

時間よりも大切なものがあることに気づけば、あなたの毎日が変わるはずです。

 

この記事の著者

 

まりこラベンダージョーンズ|アーユルヴェーダ・ヘルスコーチ

48歳からの女性が、仕事も趣味も旅も愉しむために欠かせない食事・休養・運動の習慣づくりをサポートしています。

30代でシンガポール駐在中に経験した3回のがんをきっかけに、西洋医学の治療と並行してヨガやアーユルヴェーダを取り入れ、セルフケアを実践。2024年に寛解。

 

2013年から夫の母国イギリスに移住し、ロンドンとコッツウォルズの2拠点生活で場所と時間にとらわれない生活を実践中。


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40代・50代女性の時間管理がうまくいかないパターンとは?

 
 

仕事に子育てや介護など、とにかく忙しいのが40代・50代の女性です。

多くの人が効率的にタスクをこなし時間をうまく使いたいと考えている反面、時間管理そのものに限界を感じている人が多いと感じます。

私の観察では、時間管理が苦手だと感じている人には大きく2つのタイプがあります。

 

タイプ1:諦める「挑戦してみたけど自分には無理」

一度は時間管理に挑戦したものの、途中で「やっぱり私にはできない」と諦めてしまうタイプの方です。

手帳やアプリを使ってスケジュール管理を試みたり朝活を始めてみたりしたものの、数日、あるいは数週間で続かなくなり、「やっぱり私には合わなかった」と思ってしまいます。

「一度決めたことは毎日続けなければならない」と思い込み、少しでも計画通りに進まないと「もうダメだ」と感じてしまう、完璧主義の方に多くみられる傾向です。

完璧主義の方にオススメの記事はこちらです。

> ポジティブに今年1年を振り返ろう。GAP思考とGAIN思考の違いとは?

 

タイプ2:がむしゃらに頑張る「もっといい方法があるはず!」

このタイプの人は、「時間管理をもっと効率的にしたい!」という強い思いを持っています。

しかし、その結果として常に新しい方法を試し続けたり、スケジュールを詰め込みすぎたりして、逆に疲れてしまうのです。

例えば、こんな行動パターンが見られます。

  • 手帳やアプリを次々に変える「今度こそ理想のツールを見つけたい!」

  • 時間術の本やブログを読みあさる「もっと良い方法があるはず!」

  • スキマ時間を埋め尽くそうとする「1分でも無駄にしたくない!」

  • 予定をたくさん詰め込みすぎて、自分のキャパを超えてしまう「もっとできるはず!」

このタイプの人は、一見すると「時間管理に熱心な人」に見えますが、実際には 「うまくいかないことがあると、もっと別の方法を探そうとしてしまう」 という傾向があります。

 

ではどうやって時間を管理するのか?

私自身も子供が小さい時は全く自分の時間がありませんでした。

いかにうまく時間を使って、仕事も家のことも自分のこともやろうか?と考え、時間管理の本を読んだりして、自分なりに工夫を重ねました。

ですが、それだとうまくいかないなっていうことがだんだんわかってきました。

ここ最近は時間管理をしてはいけないと思っています。

 

時間ではなく、エネルギーを管理しよう

 
 

時間管理に苦しんでいる皆さんに提案したいのが、「時間」ではなく「エネルギー」を管理するという考え方です。

なぜなら、「エネルギー」を意識することで効率よく過ごすことができ、同じ時間でもたくさんのことができるようになるからです。

 

なぜエネルギーに着目するとうまくいくのか?

エネルギーに着目すると、無理をせずに限られたエネルギーを上手に使えるようになります。

疲れている時に無理に仕事を続けようとしても、効率が悪くなっていつもより倍以上の時間がかかってしまった…という経験はありませんか?

エネルギーが高いときに重要な仕事を集中してこなすことで、時間の使い方もより効果的になります。

40代・50代女性にとっては、時間ももちろん大切ですが、体力や精神的なエネルギーも重要なリソースです。

日々の仕事や家庭のことに追われていると、つい自分を後回しにしてしまいがちですが、エネルギーを効率的に使うことで、無理なく自分の時間を確保できます。

では次に、どのようにエネルギーを管理するのか説明します。

 

体質にあったエネルギー管理

まずはあなた自身の体質・気質をチェックして、最高のパフォーマンスが出せる時間帯を知りましょう。


アーユルヴェーダでは、人それぞれに異なる体質(ドーシャ)があるとされています

ヴァータ、ピッタ、カパという3つのドーシャはそれぞれに特徴を持っており、あなたの体質に合ったエネルギー管理を行うことで、より効率的に毎日を過ごすことができます。

例えば、ヴァータ体質の人は不安やストレスを感じやすい傾向があり、気が散りやすくエネルギーの消耗が早いため、規則正しい生活リズムと休養が重要です。

一方、ピッタ体質の人は活発で集中力がありますが、熱心すぎて疲労を溜めたり燃え尽き症候群になりがち。

なのでリラックスする時間を意識的に作ることが大切です。

カパ体質の人は落ち着きがあり、エネルギーの安定性や持続性がありますが、運動不足になりがちなので、しっかり体を動かすことがエネルギーの維持に有効です。

ご自身の体質がわからないという方はこちらをご参照ください。

> アーユルヴェーダ体質診断チェックシート

 

概日リズムにあったエネルギー管理

先ほどは個人の体質に着目しましたが、次に万人に共通する「概日リズム」について考えたいと思います。


「概日リズム」とは、約24時間の周期で繰り返される生物学的なリズムです。「体内時計」ともいいます。


この生物学上の「概日リズム」と、古代インドの家庭の医学・健康法であるアーユルヴェーダの24時間のリズムはとてもよく似ています。


【アーユルヴェーダ24時間のリズム】

  • 早朝(2時〜6時):風のエネルギーが高まる時間帯。6時までに起き、バタバタしない朝のルーティンで1日を始めるのが理想的です。

  • 朝(6時〜10時):水と土のエネルギーで重くなる時間帯。体が重くて固いからこそ運動に最適の時間。

  • 昼(10時〜14時):消化力が強い時間帯、かつ集中力も高まる時間帯。大事な仕事を昼前にこなすと効果的です。昼食はきちんと食べましょう。

  • 夕方(14時〜18時):午後はエネルギーが分散しがち。軽い仕事や人と話す時間に適しています。

  • 夜(18時〜22時):仕事など頭を使うよりも、リラックスが重要な時間帯。ストレッチや軽い食事、寝る準備をするのが理想的です。

  • 夜中(22時〜2時):代謝の時間帯。しっかりと睡眠を取り、体を休める必要があります。


つまり、朝は新しいエネルギーが湧きやすく、昼間は活動的に動き、夕方から夜にかけてはリラックスしていくのが自然な流れなのです。


これに合わせて行動することで、体調を崩すことなく、エネルギーを無理なく使うことができます。

 

たとえば、私の場合どちらかといえば朝型なので、長期的な計画や企画など、集中力や熟考が求められる仕事は午前中にすると決めています。


同じタスクを午後や夜にやっても2倍以上の時間がかかる上に、頭がさえず納得できるクオリティになりません。


時間の無駄になってしまうのです。


このように体質にあったリズムや概日リズムに従って行動することで、効率的にエネルギーを使うことができ、結果的に時間管理もスムーズに行えます。

 

概日リズムにあったエネルギー管理とは?食事の例

 
 

概日リズムとエネルギー管理について、食事の例でもう少し詳しくご説明します。

皆さんには、疲れているときに元気を出そうと思って甘いものをつまんだら、後になってもっと疲れてしまったという経験はありませんか? 

その原因は「シュガーブルース」です。

食事以外に甘いものや飲み物でカロリーを取っていると、血糖値の乱高下によりエネルギーが上下してしてしまいます。

つまり、一気にエネルギーが上がったかと思うと、数時間でガクンと下がり、気持ちが落ち込んだり、やる気が失せたり、思うように力を出せないという現象が起こるのです。

 

「何を食べるか」よりも「いつ食べるか」

この問題は「概日リズム」にもとづいた「どのように1日の中で消化力が変化するのか」を知っていると、対応できます。

理想的には次のようになります。

  • 朝食:朝は消化力がまだ弱いため、朝イチに白湯を飲み、空腹を感じたら重すぎず温かい朝食を。
    →体質にあった朝食で、午前中を活動的に過ごせます。

  • 昼食:消化力や代謝力が一番高い日中にしっかり食べる。
    →午後のエネルギー切れを未然に防ぐことができます。

  • 夕食:消化力が落ちてくるので軽めに。
    →睡眠の質が向上し、翌朝の胃もたれも防ぐことができます。

ですから「何を食べるか」はもちろん大事ですが、それ以上に重要なのが「いつ食べるか」です。

同じ食事でも、時間によって、体の機能にあたえる影響は大きく異なるのです。

上記のような食べ方を、講座では「早軽(はやかる)夕ごはん」と名付けてお伝えしています。

> まるごとセルフケア7つ道具とは? 【No.2 早軽(はやかる)夕ごはん】3つのメリットをご紹介

 

究極の時間管理のコツは自然のリズムで暮らすこと

 
 

忙しい40代・50代女性にとっての究極の時間管理術は、ご自身の体質と自然のリズムに合わせた「太陽光ライフスタイル」です。


体に無理をかけて突っ走る必要も、やりたいことを諦める必要もありません。

概日リズムに合わせて生活し、あなた自身のエネルギーを上手に使いながら、日々を過ごしていただけると良いかと思います。

自然のリズムに体をゆだねてで暮らすことができると、体の調子が整い、心にゆとりができますよ。


ご自身の体質がわからないという方は、アーユルヴェーダ体質診断チェックシートをダウンロードして、自分に合ったエネルギー管理法を見つけてくださいね。

 

お客様の声

まるごとセルフケア受講生の方にも、

  • 朝昼夜それぞれにあった時間の過ごし方

  • オススメの過ごし方を習慣にするコツ

  • できなかったよりできた部分に目を向けて

など、自然のリズムにあった生活習慣に整える方法をお伝えしています。

 
 

受講生の方からは、こんな声が届いています。


— ACさん、ロンドン郊外 50代

まず、朝の時間の使い方が変わりました。


そうなると達成感が励みになって午後も続けて中身の濃い一日が過ごせるようになりました。

以前の私は大きく考えすぎて一歩踏み出す前にあきらめていたのですが、今は小分けに行動ステップを考えられるように変わりました。

— NCさん(広島県在住)【あ〜ゆる講座】受講

仕事以外は三日坊主で、やりたいことがあちこちに移るし、毎日の生活リズムもバラバラなことが多かったのですが…

脱・完璧主義でハードルを下げ、毎朝のお白湯や舌苔掃除など小さなことから習慣になりました。

同じことの繰り返しは飽き、変化を好む自分に「生活の習慣」が出来る日がくるなんてびっくりです。

自分の土台がしっかりしてきたことで、以前よりも変化に振り回されず、ゆったりとした余裕が生まれはじめているのを感じます。

 

講座では、アーユルヴェーダの知恵を基に、心身を整えるための習慣を学んでいきます。

運動だけでなく、食事や睡眠、ストレスマネジメントなど、さまざまな角度からセルフケアをサポートします。

 

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