心が凍える時こそセルフケア〜ホットトディでハートを温めよう〜

(この記事は2020年11月にあぶそる〜とロンドンに掲載されたものを再編したものです。)

 

ハートが撃沈するような11月の始まり

ハロウィーンのトリック?!ではなかった、10月31日の英国首相会見で、

イングランドも1ヶ月のロックダウン自粛期間が決まり、ハートが撃沈するような11月の始まりです。



真冬に向かう折り、ワクチンもできていない中、できることは、予防のみ。

人や物の交流を規制することで、コロナウイルスの拡散を防ぐ政策は、理性的に考えれば当然です。

しかもここ数日は、近隣諸国ヨーロッパの動きを見ていれば、こちらでもロックダウンは時間の問題と考えられていました。



とはいえ、やはり公式発表が行われると、現実問題として影響があります。

公私ともにさまざまなレベルで対応を迫られたり、予定変更を余儀なくされて、

私の身のまわりでも、やはり動揺や戸惑い、悲しさといった空気が漂っています。

心がザワザワし気持ちが揺れた人が、それだけ多いのだと思います。


かくいう我が家も大学生の息子の誕生日が、ふたりとも11月・・・

毎年、家族で祝う誕生日を一緒に過ごせないのは、やはり悲しいものです。


しかし、みんなが1ヶ月のあいだ、責任を持って我慢することで、

死者の数が減ったりコロナウイルスの拡散が抑えられる。

もっといえば、健康な私たちの責任ある行動で、医療現場破壊を防ぐことができるなら、

これも仕方がないことです。

 

気分が下がってしまった時こそ、小さなセルフケアで自分をハッピーに

「あれもできない、これもキャンセル」と、できないことに目を向けると、

気分が下がってよけい落ち込みます。

それよりも、こんなときこそ

【今・ここ】にすでに在ることに感謝したほうが、自分も周りもハッピーになれる

のではないでしょうか。

私だったら、まず誰でもお金をかけずに家でできる、小さなセルフケアをおすすめします。

身体が辛かったり、心が折れそうな時こそ、 自分自身をいたわり、慈しみ、愛する小さな習慣が大きな違いを生み出します。

それは、ささいなことで良いのです。

たとえば、お気に入りの入浴剤(塩と日本酒少々入れたお風呂も心身が清まり、かつ温まりますよ♪)をいれた湯船にゆっくりと浸かったり、

いつもより少しだけ早寝をすることだったり。

本当に小さなことで良いのです。お金をかける必要もありません 。

小さなセルフケアで、じぶんの心が温まれば、まわりの人にも優しくできる余裕が生まれるので、

まるごとセルフケア」のさざなみ効果・威力は侮れないものです。

 

冬のイギリスの飲み物「ホットトディ」で心を温めよう

冬のイギリスの飲み物ホットトディ

仕込んだメイフラワーブランデーとホットトディ

さて、去年から仕込んでいたメイフラワーブランデーが美味しく熟成してきたので、

ホットトディの作り方をご紹介しましょう。


冬のイギリスの飲み物ホットトディは、

ウイスキーやブランディのお湯割りを甘くしたもの。

身体が冷えた時に飲む伝統的な冬のカクテルですが、

心が凍えそうなときにも、ハートに効くメイフラワーブランデーなら効き目ばっちりですよ。

もちろん、市販のブランデー、ウイスキー、ラムなどでもできます。

 

【ホットトディの作り方】1人分

  1. お湯をカップに注ぎ、ブランデーやウイスキー大さじ2を入れる。アルコールを飛ばしたい人は、お湯をあとから注いでもOK。

  2. レモン汁大さじ2くらい、お好みで砂糖(はちみつ、メープルシロップなど)も加えてお好みの甘さと酸味のバランスで。

  3. シナモンスティックがあれば添えて、温かいうちに召し上がれ。

今晩は寒くなりそうです。スパイスを仕込んだホットトディを手に、暖炉の前でまったりしようかなあ?

 

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