「変わりたいけど変われない」そんな時はどう考える?
「食生活を変えた方がいいってわかっているけど、できない」
「早起きしようと思ったのに、できなかった」
「今日はこれをやろうと思っていたのに、気がついたら1日が終わっていた」
そんな時ってありますよね。
まるごとセルフケア10の習慣塾に寄せられた「変わりたいけど変われない」というお悩み。
このお悩みに主宰のまりこラベンダージョーンズと習慣塾メンバーの2人が講座の中で考えを深めてみました。その内容を対談形式でご紹介します。
登場人物
まりこ・・・まるごとセルフケア10の習慣塾主宰
Mさん・・・習慣塾メンバー。
Aさん・・・習慣塾メンバー。小さな子どもをもつママ。
まずは言葉にする
(まりこ)こんなご質問をいただいています。「規則正しい睡眠や食事を取ればいいとわかっていても、やはり子どもが小さかったり、仕事が忙しかったりして、なかなかできません。自分の行動を変えるしかないと思っているのですが、皆さんはどのように自分の行動をコントロールしたり、モチベーションをやる気へとつなげていますか?」だそうです。この質問、皆さんはどう思いますか?
(M)私は言葉にすると実行につながりました。無理だと思っていたことが、言葉にしてみると意外とできることがわかりました。
(詳しくは変わりたいのに変われない人へ。自分のパターンに気づいて一歩を踏み出すジャーナリングのススメ(前編)もご参照ください)
(まりこ)確かに宣言すると、思いのほか実行を促しますよね。Aさんはどう思いますか?
できないことより、できることに目を向けよう
(A)子どもがいてうまくいかないっていうのは、すごくわかりますね。私は「やりたいけどできない」っ思っちゃうと焦るので、そもそもそんな気持ちを持たないようにしています。できてないことで、自分を責めちゃうじゃないですか。なので、「できないことはできない」と認めることにしています。特に子どもの夏休みは全く何もできないので、もうやらないことにしました。
(まりこ)すごくわかります。私も子どもが3人いますが、子どもが小さい頃の夏休みは、普段の仕事量の半分以下でいい、と目標設定していました。
Aさんの場合は「やりたいけどできない」と自分を責めるとつらくなるので、できないことよりもできることに気持ちを向けたということでしょうか?
(A)そうですね。「できていることを膨らます」というように持っていったかな。
(まりこ)膨らます?
(A)例えば、食事の内容に関して「今はこんな季節だからこの野菜を足しておこう」と考えられた。それだけですが、「(食事の内容に気をつけることが)できてるじゃん!」と、できている部分を膨らます。
朝も、子どもが早いから起きなきゃいけないんですけど、その「起きなきゃいけないリズムを使って自分が何をするか」と考えると気持ちが楽になる気がします。
(まりこ)いいですね。Aさんはここ1年ぐらいかけて、そういう考え方にたどり着いてくださった気がします。
セルフケアに完成形はない!自分のパターンを知って対応しよう
(まりこ)セルフケアに完成形はないと私は思っています。自分も年を取れば変わっていくし、周りも変わっていきますよね。
今、周りがコロナ禍で先が見えなくてどんどん新しいことが起こっています。そういった、自分の周りで起こっていることに対して反応し、周りにとっても自分にとっても「良い加減」を自分で探っていくのがセルフケアだと思います。
1年ぐらい(まるごとセルフケア講座を)やっていると、自分が苦手な季節がわかってきます。季節以外にも、「仕事の山が来た後に風邪をひいちゃう」とか、自分のパターンがだんだんわかってくるかと思います。
同じパターンが来そうだとわかったときに、どう手厚くセルフケアをやっていくか。前もって心構えをしたり、時間を作ったり、いろんな対策ができれば、うまく波に乗れるようになってきますよ。
できることに気持ちを向けて、自分なりのセルフケアを
変わりたいけど変われない。そんな風に感じて自分を責めてしまうことは誰にでもありますよね。
ですがそんな時こそ、ご自身のできている部分に気持ちを向けてみてはいかがでしょうか。
Youtube動画(「変わりたいけど変われない」そんな時はどう考える?)
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