ニュースダイエットとは？
勝手に私たちの脳を占領してくるから
そろそろ明るい春の服が欲しいな〜
と誘ってくる広告
絶滅しそうな動物の映像、
心を痛めるような世界情勢のニュース
情報はどんどん飛び込んでくるから、
余白は意識して創るものです。
うかうかしてると勝手に
私たちの脳を占領していきます。
２年ぶりの旅行でウキウキ？
たとえば、先週末
夫と私は南スペインのセビリアで
２年ぶりの旅行を
ウキウキ楽しんでいました。
ロシア軍のウクライナ侵攻のニュースが
報道されたのはその3日目。
カテドラルや宮殿など美しく壮大な建築を訪れても、
ホタルイカの煮込みや脂ののった生ハムを
シェリー酒とともに堪能していても、
「こんなことしてて良いのかな？」
と後ろめたい気持ちでした。
罪悪感を感じてしまったのです。
今この瞬間に、地続きの東ヨーロッパで
大変なことが起きている。
なのに
私はオレンジの花の香をかぎ
明るいスペインの太陽を
心から喜びはしゃいでいます。
「だって、ロシア問題の素人が
できることは何もないし、
せっかくだから楽しまなきゃ」
という声も聞こえます。
ニュースダイエットとは？
実は私、ここ数年間
「ニュースダイエット」をしていて、
新聞もTVニュースもふだんは見ていません。
初めて聞く方もいると思うので
説明すると、
ニュースダイエットとは、
「ニュースとの付き合い方を意識して
不必要にニュース情報で心を乱されたり
時間を取られたりしない」というもの。
提唱したのは、スイス人ジャーナリストの
ロルフ・ドベリという人です。
興味ある方は
「ニュース ダイエット〜情報があふれる世界でより良く生きる方法」という本を
読んでみてください。
情報消費は良いこと無し
そもそも、ニュースでは
悪いことしか報道されないもの。
敏感な方なら見聞きするだけで
ストレス反応が
心身に表れてもおかしくないのです。
悲しいニュースで心が乱れたり
体のストレス反応が出るなら
ただ情報を知るのを止めて、
積極的にニュース断ちをする方が
心身の健康のためです。
さらに言えば、
ニュースダイエットは確実に
人生に余白を創ります。
意識して、自分にとって良い情報との
付き合い方を選ぶということですから。
しかし、例外もあります。
それは、
情報を知ることで
自らが行動を起こすとき。
逆にいえば、
行動を起こすために
調べたり情報を集めることは必要です。
心の声を聴き、決めて選ぶ
いずれにしても大切なのは
決めて選ぶこと。
いちばん良くないのは、
流れに任せて
自分の欲しくない結果を生むこと。
だから、心の声を聴いてください。
自分にとってどちらが良いだろう？
心を乱さないように
余白を確保することか。
それとも、意識して
時間の使い方を決めて
取りたい行動を選ぶのか。
勝手に人生を占領されないために
意識して選びましょう。
この積み重ねが、
少しずつ 余白 を創ります。
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